テーブル検証では、テーブルの内容がTeradata Databaseシステム間で一致するかどうかを検証します。テーブルは、行数または検証式、またはシステムのタイプに応じて両方を使用して検証できます。テーブル検証は、手動、トリガーを使用、またはワークフローの一部として設定できます。
Ecosystem Managerには、WHERE句または検証式の作成を支援するための式ヘルパーが含まれます。
Ecosystem Managerは、テーブル検証に関連する異なる複数のデータベース システムの明示的な内部データ型のキャスト操作を実行しません。検証対象のテーブルのスキーマは異なるデータベース システム間で同じである必要があり、またはWHERE句を指定する場合に列のデータ型は異なるデータベース システム間で同じである必要があります。HadoopシステムまたはAsterシステムでは、行数および部分テーブル検証のみを使用する場合があります。Hadoopシステムには、SQL-H関連の制限と推奨事項が適用されます。
- 行数
- 行数検証メソッドは、マスター シリンダ インデックスにアクセスします。行数は、テーブルが同じ行数で同期されていることを示しますが、行に同じ値が存在するかどうかは示されません。
- 検証式
- 検証式を使用すると、カスタム式を作成してテーブルの列の合計を比較できます。カスタム式が集計ではない場合、Ecosystem Managerは、その式を関数内に配置して集計します。式ヘルパーを使用すると、アクションと列を式に挿入できます。
- 部分テーブル検証
- WHERE句では、テーブル全体ではなくテーブルの検証に使用する列を指定することができます。式ヘルパーを使用すると、使用可能な列を表示できます。
テーブル検証の前に、測定基準は自動的にゼロにリセットされます。テーブル検証の結果は、Ecosystemエクスプローラ ポートレットのテーブル測定基準ビューのテーブル タブに表示されます。
Unityで管理されたテーブルの場合、追加のオプション (この検証を実行するときにテーブルをフリーズおよびアクティブ化)が表示されます。このオプションをオンにすると、テーブル検証の前にテーブルをフリーズし(読み取り専用状態に変更される)、検証の後にテーブルをアクティブ化します(回復状態に変更される)。デフォルトではこのオプションは選択されていません。Unityパッシブ ルーティング ルール用に設定されたテーブルの場合は、デフォルトのオプション(未選択)が推奨されます。