コマンド"ps-ef | grep"を使用して、デーモンを特定することができます。
ネイティブOSでセキュリティ ポリシーなどによりプロセス測定基準の問合わせが許可されない場合、この機能ではデーモンの測定基準をレポートすることはできません。
パスがわかっているデーモンの検索
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
| /opt/sampleApp/sampleExe arg1 arg2 arg3 | sampleExe | FullPathToProcExec | /opt/sampleApp/sampleExe |
プロセス コマンド ライン引数を使用したデーモンの検索
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
| /bin/sh./sample.sh message 1000 localhost sampleLog1.log | sh | CommandLineArg | ./sample.sh message 1000 localhost sampleLog1.log |
ワイルド カード文字を使用してデーモンを検索することもできます。例えば、コマンド ライン引数がdatabaseProdで始まり、その他のコマンド ライン引数がtblに等しいすべてのデーモンを検索する場合、フィールド エントリは以下のようになります。
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
/bin/sh./mover.sh databaseProdA tbl 5000 /bin/sh./mover.sh databaseProdA tbl 7000 /bin/sh./mover.sh databaseDA1 tbl 7000 |
sh | CommandLineArg | ./mover.sh databaseProd*tbl |
この例の結果では、最初の2つのデーモンは検索パターン値に一致するため、監視されます。
別の例で、コマンド ライン引数のいずれかがdatabaseProdに等しく、Warioで終わるすべてのデーモンを検索する場合は、フィールド エントリは以下のようになります:
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
/bin/sh./load.sh databaseProd Table1Wario 5000 /bin/sh./load.sh databaseProd Table2Wario 7000 bin/sh./load.sh databaseProd Table3Sonic 7000 |
sh | CommandLineArg | ./load.sh databaseProd*Wario |
この例の結果では、最初の2つのデーモンは検索パターン値に一致するため、監視されます。
Javaベースのデーモンの検索
Javaベースのデーモンが完全修飾クラス名によって開始される場合、フィールドのエントリは次のようになります。
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
| /usr/bin/java -classpath /opt/sampleApp/sampleApp.jar com.sampleCom.samplePackage.sampleJavaApp | java | JavaFullClassName | com.sampleCom.samplePackage.sampleJavaApp |
Javaベースのデーモンが開始パラメータの一部として完全なクラス名を指定せずに開始される場合、コマンド ライン引数を使用してデーモンを検索できます。ps-efコマンドの出力を以下のように使用します。
| ps-efコマンド出力 | 実行可能ファイル名 | 検索パターン | 検索パターン値 |
|---|---|---|---|
| /usr/bin/java - D.proc.base=var/opt/app/base - Xmx512M - Dlog4j.configuration=proc.properties - jar procApp.jar | java | CommandLineArg | -D.proc.base=var/opt/app/base - Xmx512M - Dlog4j.configuration=proc.properties - jar procApp.jar |