Ecosystem ManagerはTeradata Managed Server上で実行します。これによって監視対象の各サーバーにインストールされているEcosystem Managerクライアント ソフトウェアと通信します。Ecosystem ManagerはEcosystemでの監視対象となる新しいリソースを自動的に認識し、自動登録します。メタデータと測定基準を作成し、依存関係およびデフォルトのしきい値を設定します。Ecosystem Managerクライアント ソフトウェアがサーバー上にある場合、監視対象サーバーになります。クライアント ソフトウェアには、監視エージェントが含まれます。Ecosystemの構成ポートレットを使用して、監視設定を編集し、絞り込みます。
Ecosystem Managerはエージェントを使用して非Teradataシステムから情報を収集し、Viewpoint Data Collection Service (DCS)を使用してTeradata、AsterおよびHadoopシステムから情報を収集します。情報はメッセージとして渡されます。Ecosystem Managerサーバーにあるメッセージ バスが、メッセージを受信します。次にEcosystem Managerソフトウェアはメッセージを埋め込みリポジトリに格納し、それらを処理して監視およびアラート機能を提供します。
Ecosystem Managerは単一システム環境またはデュアル システム環境で実行可能です。Ecosystem Managerが高可用性のために2つのサイトにインストールされている場合、エージェントはメッセージ バスの1つにメッセージを送信します。両方のEcosystem Managerサーバーで両方のメッセージ バスから情報を受信します。Ecosystem Managerサーバーの1つに障害が発生した場合、エージェントは正常なもう1つのEcosystem Managerサーバーにメッセージを自動的にリダイレクトします。