BTEQとTeradata PTの違い - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベースの管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1093
Product Category
Software
Teradata Vantage

BTEQとTeradata PTは両方とも、Teradataへのデータのロードやテーブルの更新などの機能を実行できます。他に次のような類似点があります。

  • 容量 – 両方とも、リクエスト当たり最大64 KB、アレイ サポートを使用した場合はリクエスト当たり最大1 MB送信できる。
  • 機能 – 両方とも、複数のセッションをサポートし、DDLのロード、エクスポート、処理を実行し、コマンド ライン インターフェースの役目を果たすことができる。

次のテーブルで、BTEQとTeradata PTの主な違いについて説明します。

BTEQ Teradata PT
クライアントCPUの消費量が少ない クライアントCPUの消費量が多い
すべてのレコードのロードや更新を実行するか、REPEATコマンドで指定したx個目のレコードの後で停止する。 選択した行のみのロードや更新も実行できる。
エラーの取り扱いは制限されている。 エラーの取り扱いを実行し、エラー ログ テーブルを作成する。
チェックポイント リスタートなし。 チェックポイント リスタート。
SERIALIZEオプションなし。 SERIALIZEオプションにより、トランザクションの順序が正しいことを確認できる。
入力データの単一パスで複数のDML文を処理しない。 条件付き適用や複数適用を実行できる。

推奨事項:数百万行をロードするジョブの場合は、Teradata PTを使用してください。数百万行もロードしないが後に再使用するロード ジョブの場合は、両方とも考慮してください。どちらの方がパフォーマンスが高く、システム オーバーヘッドが少ないか調べてください。データの量が少ない場合、探索作業の場合、およびDDLの場合はBTEQを選択するのが適切です。