週単位のレポートは、性能傾向に関するデータを提供します。
週/日単位のレポートを効果的にするためには、しきい値を設定することを推奨します。使用量の少ない週末と夜間を含む、24時間ごとに集計された週別集計に対してフィルタ処理を実行すると、レポートの内容にかたよりが生じるので注意してください。
さらに、できるだけ長い期間を対象とした分析を推奨します。一時的な使用の増減が緩和されるため、誤った傾向データの作成が避けられます。
週単位のレポートとその情報源としては、例えば次のものがあります。
- 平均および&最大CPU - ResUsage
このレポートは、リソースと需要の関係に関するデータを提供します。
- ワークロード(アカウント)別CPU秒数 - AMPUsage。
- ワークロード別スループット - DBQL
このレポートは、どれだけの需要があるかについてのデータを提供します。
- 一般応答時間 - ハートビート問合わせログ
このレポートは、システムの一般的な応答性に関するデータを提供します。
- ワークロード別応答時間 - DBQL
このレポートは、個々の問合わせの応答時間に関するデータを提供します。
- ワークロード別のアクティブな問合わせ&セッション数
このレポートは、同時にアクティブなユーザーおよび問合わせの数に関するデータを提供します。
- CurrentPERM
このレポートは、データ容量の増加状況に関するデータを提供します。
- スプール
このレポートは、スプール使用の増加状況に関するデータを提供します。
上記のレポートは毎日実行することもできます。