DBC.Crashdumpsデータベースは、システムのインストール時にDIPCRASHスクリプトによって最初にインストールされる内部Teradata Databaseです。Teradata Databaseであるため、固定領域が必要です。領域は他のデータベースと同様に割り当てられて管理され、Teradata DMLを使用して変更できます。
DBC.Crashdumpsデータベースのサイズは構成可能で、利用可能領域と管理優先順位によって異なります。PDEダンプ ディレクトリの大きさが約4~5個のロー ダンプの保持に十分である必要があるのと同様に、DBC.Crashdumpsデータベースの大きさは4~5個のフル クラッシュダンプの保持に十分である必要があります(フル クラッシュダンプは、各ノードからのすべてのローPDEダンプの合計)。
デフォルトでは、データベースはNO FALLBACKであり、AMPがダウンすると、ダンプは保存されません。FALLBACKを指定すると、フォールト トレランスが取得されますが、クラッシュダンプにはより多くの時間とリソースがかかります。
フォールバック用に最適化されたプラットフォームでは、NO FALLBACKのオプションとNO FALLBACKのデフォルトは使用できません。
Crashdumps領域は、DBCの現在のPERM領域から割り当てられます。Crashdumps領域を減らすと、DBCで利用可能な空き領域を増やすことができます。Crashdumps領域を増やすと、DBC領域が減ります。