一部のテーブルはジョブの実行中に作成されますが、その他はジョブの開始前にユーザーが作成する必要があります。 ログ テーブルは、Updateジョブ スクリプト実行時に自動的に作成されます。 ターゲット テーブルは、Updateオペレータ ジョブ実行時にTeradata Databaseに存在している必要があります。
エラー テーブルおよび作業テーブルを指定していない場合(指定は任意選択)、Updateオペレータはエラー テーブルおよび作業テーブルの名前を自動的に作成します。
ターゲット テーブルを1つのみ指定する場合は、以下のVARCHAR構文を使用します。
VARCHAR TargetTable = 'ttname'
複数のターゲット テーブルを指定する場合は、以下のVARCHAR構文も使用できます。
VARCHAR TargetTable = ['table1', 'table2', ..., 'tableN']
必要な場合は、以下のARRAY構文を使用できます。
VARCHAR ARRAY TargetTable = ['table1', 'table2', ..., 'tableN']
どちらの場合も、Updateオペレータはターゲット テーブルに関連付けるエラー テーブルおよび作業テーブルの名前を以下のように自動的に作成します。
- 最初のエラー テーブルはttname_ET
- 2番目のエラー テーブルはttname_UV
- 作業テーブルはttname_WT
ttnameは、対応するターゲット テーブルの名前です。
すでに定義されたターゲット テーブルよりも多くのエラー テーブルまたは作業テーブルは指定できませんが、少なく指定することはできます。
その他のエラー テーブルまたは作業テーブルの指定が存在しない場合に以下が指定される場合、
VARCHAR TargetTable = ['targtable1', 'targtable2', 'thirdtable']
Updateオペレータは以下のエラー テーブルおよび作業テーブルを作成します。
targtable1_ET targtable1_UV targtable1_WT targtable2_ET targtable2_UV targtable2_WT thirdtable_ET thirdtable_UV thirdtable_WT
2つのエラー テーブルおよび1つの作業テーブルのセットがそれぞれ特定のターゲット テーブルに属することに注意してください。命名規則によって、ターゲット テーブルに関連するこれらのテーブルの固有性が保たれます。
以下を指定した場合、Updateオペレータは必要であるが存在しないテーブル名を作成します。
VARCHAR TargetTable = ['ttname1','ttname2','ttname3'] VARCHAR ErrorTable1 = ['error_1'] VARCHAR ErrorTable2 = ['error_2'] VARCHAR WorkTable = ['work_1','work_2']
存在するターゲット テーブル名よりも多くのエラー テーブル名または作業テーブル名を指定した場合、Updateオペレータはエラー メッセージを発行して、ジョブを終了します。