クエリーを実行するのに十分な領域を確保するために、DBCユーザーに使用できる領域からスプール領域を予約する必要があります。
他にコミットされていないDBC固定領域が存在すれば、必要に応じて、システム全体のスプール使用領域が予約スプール領域を超えることもあります。
次の手順で使用可能なDBC領域全体の20%にスプール領域を予約します。同時クエリーの数とデータベース内のテーブルのサイズによっては、後で調整する必要があります。
- DBCユーザーが所有する固定領域を決定します。例:
SELECT SUM(MAXPERM) FROM DBC.DISKSPACE WHERE DataBaseName = 'dbc';
- DBC領域の20%に相当するバイト数(ステップ1で取得した数字)を計算して予約スプール領域として確保します。例:
(6347.75 GB) *(.20) = 1269.55 GB
- 予約スプール データベースを作成し、計算した数値に従って固定領域を割り当てます。例:
CREATE DATABASE Spool_Reserve FROM DBC AS PERM = 1269.55 GB NO FALLBACK NO BEFORE JOURNAL NO AFTER JOURNAL ;
CREATE USER文またはCREATE PROFILE文でスプール領域を指定すると、使用可能なスプール全体のうちユーザーまたはプロファイル メンバーが使用できる部分が定義されます。ピーク スプール領域使用率(ピーク スプール)については、<Teradata Vantage™ データ ディクショナリ、B035-1092>を参照してください。