CONSTRAINTオブジェクトの変更または削除 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ NewSQL Engineセキュリティ管理

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/rmm1512082852218.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/rmm1512082852218.ditaval
dita:id
B035-1100
Product Category
Software
Teradata Vantage

CONSTRAINTオブジェクトを変更または削除するプロセスには、すべての制約割り当ての削除が必要です。

対応する制約列が含まれたテーブルがアーカイブされた後、CONSTRAINTオブジェクト内のname:valueペアを変更すると、COPY操作およびRESTORE操作が意図しない影響を受ける可能性があります。変更されたパラメータによっては、そのような変更がセキュリティに危害を与える可能性があります。 アーカイブ、コピー、および復元要件を参照してください。
  1. セキュリティ制約が割り当てられるデータベース オブジェクトを決定します。
    1. セキュリティ制約があるテーブルとインデックスを検索します。 セキュリティ制約付きのテーブルとインデックスの検索を参照してください。
    2. セキュリティ制約があるビューを検索します。 セキュリティ制約が含まれるビューの検索を参照してください。
  2. ステップ1aで識別されたインデックスを削除します。
  3. ALTER TABLE文を使用して、ステップ1aで識別されたすべてのテーブルの制約列を削除します。 例は以下のとおりです。
    ALTER TABLE  table_name 
       DROP  constraint_column_name  ;
  4. ステップ1bで識別されたすべてのビューを置き換えて制約列を削除します。
  5. 制約の割り当て先になるユーザーとプロファイルを識別します。 割り当てられた制約を持つユーザーまたはプロファイルの検索を参照してください。
  6. 以下からセキュリティCONSTRAINTオブジェクト割り当てを削除します。
  7. セキュリティ制約のすべての割り当てを削除した後、以下のいずれかを行なうことができます。
    • ALTER CONSTRAINT文を使用して制約オブジェクトを変更します。例:
      ALTER CONSTRAINT  constraint_name  AS
         [VALUES  value_name:integer_code  … [,value_name:integer_code]) ]
          [FUNCTION {ADD|DROP|REPLACE}  function_specification] ;
      ALTER CONSTRAINT文で使用可能なオプションのいずれかを指定しない場合、CONSTRAINTはオプションの既存の値を保持します。

      説明:

      構文要素 説明
      constraint_name 変更されるCONSTRAINTオブジェクトの名前。
      • VALUES value_name:Integer_code...
      • [,value_name:integer_code ]
      文にVALUESオプションが含まれている場合、新しいname:valueペアのセットで古いセットを置き換えます。
      FUNCTION {ADD | DROP | REPLACE} function_specification 変更されるUDFを指定します。例えば、次のようになります。
      文にFUNCTIONオプションが含まれている場合、ADD、DROP、またはREPLACEのいずれかを指定する必要があります。
      • 指定された関数型がCONSTRAINTオブジェクトに含まれていない場合にのみ、ADDオプションは有効です。完全な関数仕様を入力する必要があります。例:

        FUNCTION ADD

        INSERT SYSLIB. insert_udf_name

      • DROPオプションはUDFをCONSTRAINTオブジェクトから削除するだけで、指定されたUDFには影響を与えません。例えばINSERTなど、関数に対するSQL操作しか指定する必要はありません。
      • REPLACEオプションでは、CONSTRAINTオブジェクトの同じ型の既存のUDFを指定されたUDFで置き換えます。完全な関数仕様を入力する必要があります。
      1つのALTER CONSTRAINT文に対して1つの関数のみを変更できます。
    • DROP CONSTRAINT文を使用して制約オブジェクトを削除します。例:
      DROP CONSTRAINT  constraint_name  ;
  8. 制約を変更または削除した後、ステップ2~6で実行した操作を逆順に実行して、テーブル、ビュー、ユーザーおよびプロファイルにセキュリティ制約を再適用します。