SelectStmt - Parallel Transporter

Teradata Parallel Transporterリファレンス

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
dita:mapPath
ja-JP/sje1512702724707.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/sje1512702724707.ditaval
dita:id
B035-2436
Product Category
Teradata Tools and Utilities

SelectStmt(SELECT文)は、ExportオペレータがTeradata Databaseのテーブルからデータを選択するときに使用する、必須の属性です。 Exportオペレータの複数の並列インスタンスおよび各インスタンス内の複数のセッションによって、エクスポートのパフォーマンスを向上できます。

Exportスクリプト内のSELECTリクエストには、複数のSELECT文を設定できます。 SELECT文の先頭には、任意選択でロッキング修飾子を付加できます。

ただし、ExportのSELECTリクエストでは、次のような指定はできません。

  • USING修飾子の指定
  • SELECT DATEまたはSELECT USERなどのデータのないテーブルへのアクセス
  • テーブルのプライマリ インデックスまたは固有セカンダリ インデックスに基づいて行にアクセスするSELECT文など、1つまたは2つのAMPで満たす
  • キャラクタ ラージ オブジェクト(CLOB)またはバイナリ ラージ オブジェクト(BLOB)のデータ型を含める
  • JSON(JavaScript Object Notation)のデータ型を含める
  • XMLデータ型を含める

次のテーブルに、SELECTリクエストのタイプについての説明を示します。

SELECTリクエスト
SELECTリクエストのタイプ 結果
複数のSELECT文を含む Teradata Databaseではリクエストが並行して実行されますが、最初の文が最初に、2番目の文が2番目にというように、応答はリクエストの順序で返されます。

応答行の構造が異なると、エラーとなり、ジョブが終了します。

LOCKING修飾子を使用する 修飾子を含むリクエスト内のすべての文の実行中、指定されたロックが有効な状態で保持されます。 Teradata Databaseは以下のことを実行します。
  • リクエスト内のいずれかの文を実行する前に、リクエスト全体のすべてのリソース ロックを実装します。
  • リクエストのすべての応答データがスプール テーブルに移動されるまで、ロックを保持します。

以下は、LOCKING修飾子を使用する有効なSELECTリクエストです。

LOCKING TABLE MYTABLE FOR ACCESS SELECT COL1, COL2 FROM MYTABLE;

LOCKING修飾子はSELECT文の前に付加できることに注意してください。

ORDER BY句を使用する 1つまたは複数のエクスポート インスタンスを指定できます。

複数のインスタンスを指定した場合、インスタンス1のみがセッションに接続し、エクスポートされた行を順番に保存します。他のインスタンスはセッションを接続せず、データをエクスポートすることはありません。

以下は、有効なORDER BY句です。

SELECT COL1, COL2 FROM MYTABLE ORDER BY COL1;