Teradata DatabaseテーブルからLOBデータを抽出し、外部のターゲットにLOBデータを書き込むには、Teradata PTスクリプトで次のオペレータを使用する必要があります。
- ソース テーブルからLOBデータを抽出するSQL Selectorオペレータ
- そのデータを外部のターゲットに書き込むData Connectorオペレータ
そのデータ内容によってLOB列をBLOB (lengthBytes) AS DEFERRED BY NAMEまたはCLOB (lengthBytes) AS DEFERRED BY NAMEとしてスキーマで定義する必要があります。
ジョブにより次のものが生成されます。
- LobDirectoryPath属性で指定されているディレクトリ、またはLobDirectoryPath属性に値が指定されていない場合は現在の作業ディレクトリに置かれるLOBデータ ファイル。ファイル名の形式については、遅延メソッドの使用を参照してください。
- FileName属性で名前が指定されている外部データ ファイル。 ファイルに書き込まれるデータ レコードには、LOB以外のデータと、LOBデータを含むファイルを識別するLOBファイル ロケーターが含まれます。 LOBファイル ロケーターの形式はVARCHAR列と同じであり、SQL Selectorオペレータが作成するLOBデータ ファイルのファイル名が含まれます。
Teradata PTスクリプトのサンプルについては、<install-directory>/sample/userguideディレクトリの次のファイルを参照してください。
uguide14.txt:テーブルからBLOB/CLOBデータを抽出し、外部のターゲットにデータを書き込む。