QUIET - Basic Teradata Query

Basic Teradata Queryリファレンス

Product
Basic Teradata Query
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2019-07-03
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ja-JP/moy1512703123963.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/moy1512703123963.ditaval
dita:id
B035-2414
Product Category
Teradata Tools and Utilities

目的

この制御によって、ユーザーは、BTEQの出力をエラーとリクエスト処理統計に限定するかどうかを指定できます。これにより、出力量が大幅に減少し、全体的な応答時間が短縮されることがあります。

構文



使用上の注意

QUIETコマンド オプションがONの場合、BTEQは次の出力を抑制します。

  • データを返すSQL文に示された行の値。(エクスポート ファイルが処理中である場合、結果はそのエクスポート ファイルに書き込まれます。)
  • ActivityCountメッセージ (ActivityCountメッセージには、影響を受けた行数が表示されます)。

    例:

    *** Ok, Session 31587, Request 1, Statement# 1
    *** Success, Stmt# 1 ActivityCount = 1
    *** Success, Session 31587, Request 2, Stmt# 1 ActivityCount = 1

    メインフレームBTEQは、ActivityCountメッセージを抑制しません。 ワークステーションBTEQは、単一セッションが使用されている場合のみActivityCountメッセージを抑制します。

  • ActivityTypeメッセージ (ActivityTypeメッセージには、行がどのような影響を受けたかが表示されます)。

    例:

    *** Query completed. One row found. One column returned.
    *** Insert completed. One row added.

    BTEQは、フィールド モードでエクスポートする場合にActivityTypeメッセージを抑制します。 フィールド モードでエクスポートしない場合には、単一セッションが使用されている場合にのみActivityTypeメッセージを抑制します。

    処理時間に関するメッセージとエラー メッセージの生成は抑制されません。

QUIET ONをREPEATまたは=コマンドと共に使用した場合には、時間統計の報告内容は、実行しているセッションの数により異なります。 複数セッションでは、サイクルごとの時間のサマリー(開始時刻、終了時刻、合計時間)のみが報告されます。 単一セッションでは、それぞれのサイクルで実行された問合わせの時間のサマリーと処理時間が報告されます。

通常、複数セッションのデータ ロードでは、QUIETコマンドとREPEATコマンドが組み合わされて使用されます。

QUIET ON ALLを使用している場合は、以下を含む追加の出力は抑制されます。

  • 複数行のインポート中に定期的に表示されるStarting recordメッセージ。例えば、次のように指定できます。
    *** Starting record 20000 at Tue Nov 17 18:33:09 2015
  • さらに多くのインポート レコードを処理できるようにBTEQの内部バッファが自動拡張された場合に表示されるGrowing Bufferメッセージ。例えば、次のようになります。
    *** Growing buffer to 65473
  • 通常はTIMEMSG NONEコマンドで抑制される経過時間メッセージ。例えば、次のようになります。
    *** Total elapsed time was 1 second.
  • 前述のActivityCountメッセージ。 ただし、ALLオプションを使用すると、これらのメッセージはOSプラットフォームや開始セッション数に関係なく、常に抑制されます。
  • 前述のActivityTypeメッセージ。 ただし、ALLオプションを使用すると、これらのメッセージは応答モードや開始セッション数に関係なく、常に抑制されます。

QUIET OFFまたはQUIET OFF ALLを使用すると、設定を完全にオフにした場合と同じ効果があります。

QUIETコマンドを指定しない場合、値はデフォルトでOFFになります。 コマンドは使用されているがONまたはOFFが指定されていない場合、BTEQはQUIETをONに設定します。

QUIETコマンドはTeradata SQLマクロで使用できます。

例1 – QUIET

BTEQの出力サイズを中程度に制限するには、次のように入力します。

.SET QUIET ON

例2 – QUIET

BTEQの出力サイズを最大限に抑制するには、次のように入力します。

.SET QUIET ON ALL

例3 – マクロによって出力されるQUIET

Teradata SQLマクロでは、使用例1のQUIETコマンドは次のようになります。

ECHO '.SET QUIET ON';