制限および予約 - Teradata Vantage NewSQL Engine - Teradata Workload Management

Teradata Vantage™ ワークロード管理 ユーザー ガイド

Product
Teradata Vantage NewSQL Engine
Teradata Workload Management
Release Number
16.20
Published
2019年 3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-30
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B035-1197
Product Category
Software
Teradata Vantage
一般領域の制限/予約タブにあるViewpointのワークロード管理でシステム全体のリソースの制限および予約を定義できます。これらの値は、計画済みの環境ごとに異なることがあります。
設定 説明
CPU制限 デフォルトでは、CPUリソースの100%がシステムによって使用されます。ただし、システム アップグレードの直後に、古いシステムの応答時間を模倣するためにこのパーセントを下げることもできます。新しいシステムの負荷が通常になるまで、低いCPU制限を使用することによってユーザーの期待を抑制できます。データやワークロードが新しいシステムに追加されるにつれ、CPU制限を徐々に上げることができます。
I/O制限 デフォルトでは、I/Oリソースの100%がシステムによって使用されます。Teradataでは、I/O制限CPU制限を常に同じ値に設定することをお勧めします。例えば、CPU制限が85%の場合は、I/O制限を85%に設定します。
戦術的予約予約されたAWT この設定は、戦術的ワークロードおよびSLG層1の優先ワークロード用にAMPワーカー タスクを予約します。Teradataでは、システムに継続的なAWT不足があることを確認している場合にのみこの設定を使用することをお勧めします。これを確認するには、次の操作のいずれかを実行します。
  • AWT使用のパターンを示すResUsageSAWTテーブルのロギングを有効にします。
  • Viewpointポートレットの測定値の分析または測定基準ヒートマップを使用して、現在のAWT使用数をモニターします。

継続的なAWT不足が確認された場合は、予約されたAWTオプションを使用する前に優先順位の低いワークロードをスロットルしてみてください。このオプションでは、指定したよりも多くのAWTが一般用途から削除されます。この予約数に基づいて設定される予約済みプールは複数あるため、一般プールから削除されるAWTの数は、(予約数*2) +2になります。5 AWTの予約を選択した場合は、(5*2) +2 =12となり、12 AWTが一般プールから削除されます。

戦術的予約Max AWTs for new tactical work(新しい戦術的な作業のAWTの最大数) この設定は、新しい戦術的作業を処理できるAWTの数を制限します。予約されたAWTを指定した場合には、デフォルトの50を使用することをお勧めします。