16.20 - ユーザー定義のAWTリソース制限 - Teradata Workload Management

Teradata Vantage™ ワークロード管理 ユーザー ガイド

prodname
Teradata Vantage NewSQL Engine
Teradata Workload Management
vrm_release
16.20
category
ユーザー ガイド
管理
featnum
B035-1197-162K-JPN

カスタムのAWTリソース制限をユーティリティに定義できます。TASMはこれらの制限を超えるユーティリティを拒否するか遅らせることができます。カスタムの制限を作成するには、スロットルビューでリソース制限タブを使用します。

ユーティリティ ジョブにカスタムAWTリソース制限を作成する理由は次のとおりです。
  • システム デフォルトよりも低い割合のAWTをユーティリティ ジョブに適用する必要がある
  • さまざまなユーザーやアプリケーションからのユーティリティ ジョブに対して個別のAWTリソース制限を作成する必要がある
アプリケーションまたはユーザーにカスタムAWTリソース制限を作成すると、システム レベルのルールおよびアプリケーション固有またはユーザー固有のリソース制限が別々に適用されます。ただし、ユーティリティを実行する前にすべての適用可能なルールを満たす必要があります。
例えば、DBAがViewpointのワークロード管理で次のAWTリソース制限を定義したとします。
  • ルール1: システムのすべてのDSA復元ジョブについてAWTを45%に制限(遅延を使用)
  • ルール2: ユーザーLeeからのDSA復元ジョブについてAWTを15%に制限(遅延を使用)
これらの制限では、次のシナリオが発生する可能性があります。
  • シナリオ1: ユーザーLeeからのDSA復元ジョブのみが実行されています。これらのジョブを合わせて、AWTの15%以上を使用できません。
  • シナリオ2: ユーザーLeeは、どのDSA復元ジョブも実行していません。他のユーザーがDSA復元ジョブを実行しており、AWTの制限である45%を消費しています。ユーザーLeeがDSA復元ジョブを送信すると、ルール1のAWT制限値(すべてのDSA復元ジョブに対し、AWTの45%)を超えるため、TASMはそれを遅らせます。

スロットルビューの状態別のリソース制限タブですべてのAWTリソース制限ルールを確認できます。

次の図は、ユーザー グループに応じたカスタムのAWTリソース制限を示しています。



環境に適した制限を選択できるように、ユーティリティ プロトコルごとに次のAWT要件に留意してください。
ユーティリティ プロトコル 開始に必要なAWT
FastLoad 3
MultiLoad 2
FastExport非スプール 2
MLOADX MIN(2、ターゲット テーブル数)
DSAバックアップ 2
DSA復元 3*

*TASMは、DSA復元ジョブに3つのAWTが必要であることを最初に想定します。実際のAWT使用率は最大55のAWTであり、ジョブの後半で動的に更新され、次のユーティリティ ジョブに影響を与えます。