AMPワーカー タスク(AWT)は、データベース作業を行なう各AMP内のタスクです。この作業は、ユーザーのリクエスト、またはデッドロックの検出、エラー ロギング、アボートなどの内部ソフトウェアの機能に関連付けることができます。
各AMPには、スタートアップ時にAWTの数が与えられます。新しい作業が到着したときにすべてのAWTがビジー状態の場合、AWTが解放されるまで作業は待ち行列で待機します。
利用可能なAWTに基づくシステム イベントを作成することができます。イベントを作成するには、指定した利用可能なAWTの数が含まれるAMP数を指定します。例えば、2つのAMPそれぞれの利用可能なAWTが1つのみの場合に、利用可能なAWTシステム イベントをトリガーするように指定できます。利用可能なAWTを解釈する方法は2つあります。AWTは新しい作業または予約されていないプール全体に対してのみ予約されます。一般ビューのその他タブでサイトの利用可能なAWTを適切に定義することができます。ほとんどのシステムでは、新しい作業をサポートするために利用できるAWTは50に制限されます。
このイベントに制限時間がある場合、制限期間全体について、同じAMPでしきい値を維持する必要はないことに注意してください。つまり、2のしきい値を定義し、AMP Aが1つのイベント サンプルでこのしきい値を超え、AMP B が次のイベント サンプルでこのしきい値を超えた場合、イベント条件は2つのサンプル間で維持されると見なされます。
AWTとフロー制御の詳細については、オレンジ ブックの<Teradata AMP Worker Tasks and ResUsage Monitoring、541-0009643>を参照してください。