DataInfoパーセル(parcel flavor 71)、DataInfoXパーセル(parcel flavor 146)、PrepInfoパーセル(flavor 86)、PrepInfoXパーセル(parcel flavor 125)、StatementInfoパーセル(flavor 169)など、クライアント サーバー間のインターフェースとなる一部のパーセルはデータ型コードを返します。DataInfo、DataInfoX、StatementInfoはクライアントからサーバーの方向に使用することもできます。その場合、アプリケーションはデータ型コードを指定します。DATASETデータ型の場合、データ型コードはDATASETデータ型の変換型のデータ型に対応します。例えば、Avro格納形式のDATASET型の変換型がBLOBであれば、データ型コードはBLOB (400または401)です。
StatementInfoパーセル(parcel flavor 169)のサーバー データ型コード フィールドの場合は、DATASETデータ型の以下のエンコーディングが使用されます。定義されるエンコーディング番号は既存のデータ型のパターン(NULL受入可能番号はNULL受入不可能値 + 1、ストアド プロシージャINパラメータ型番号は500 +NULL受入不可能番号など)に従います。これらの型コードはクライアントにサーバー データ型コードとしてのみ返され、データ型コードとしては返されない点に注意してください。
データ型 | NULLプロパティ | ストアド プロシージャのパラメータ型 | |||
---|---|---|---|---|---|
NULL受入不可能 | NULL受入可能 | IN | INOUT | OUT | |
DATASET STORAGE FORMAT Avro | 512 | 513 | 1012 | 1013 | 1014 |
これらのコードは、以下のセクションで説明するパーセルの形でサーバーからクライアントへ送信され、クライアントから送信されたパーセルはサーバーによって受け入れられます。唯一の制約は型をUSING句で使用できないことです。VARBYTE/BLOBはAvroで使用でき、必要に応じて、このデータは暗黙的にDATASET型にキャストされます。