ABORT - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fbo1512081269404.ditaval
dita:id
B035-1146
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

実行中のトランザクションを終了して更新をロールバックします。

ABORTのテンポラル形式については、<Teradata Vantage™ テンポラル テーブル サポート、B035-1182>を参照してください。

必要な権限

なし。

構文



構文要素

abort_message
トランザクションが終了したときに返されるメッセージのテキストを指定します。
abort_messageを指定しない場合は、「user-generated transaction ABORT(ユーザーが生成したトランザクションABORT)」というデフォルトのメッセージが表示されます。
FROM option
WHERE句にサブクエリーが含まれる場合、またはリクエストの前にテンポラル修飾子がある場合にのみ必要な句。
SELECTリクエストに指定するのと同じ方法で、スカラー サブクエリーを、派生テーブル内の式としてFROM句の条件に記述することができます。
スカラー サブクエリーABORT文でスカラー サブクエリーを使用するためのルールを参照してください。ただし、スカラー サブクエリーとして派生テーブルを記述することはできません
FROMオプションの内容については、FROM句で説明されています。
WHERE abort_condition
条件式を導く句。トランザクションをロールバックさせる場合、この式の結果はTRUEと評価される必要があります。集約演算およびスカラーsubqueryを式に指定することができます。
WHERE句を指定しない場合、トランザクションは無条件に終了します。WHERE句を参照してください。
行レベル セキュリティ制約の値を指定すると、エンコード形式で表現しなければなりません。
WHERE条件は式を指定します。終了を発生させる場合には、この式の結果が真と評価される必要があります。結果が偽である場合には、トランザクションの処理が続行されます。

ANSI準拠

ABORTは、ANSI SQL:2011規格に対するTeradata拡張機能です。ANSI SQL:2011準拠文のROLLBACKの同義語です(ROLLBACKを参照してください)。