データ ラボは、組織のニーズに応じて、Teradata Database管理者(DBA)または指定の所有者によって作成および管理されます。ベスト プラクティスは、組織のニーズを定義して、データ ラボのガバナンス、プラクティス、特性を確立するチームを作成することです。
データ ラボ ポートレットでは、ラボ グループを追加できます。ラボ グループ作成の一部として、ラボ グループ内でプロビジョニングされた各データ ラボに対してデフォルトを定義します。また、アクセス権、承認制御、ラボの手順を確立できます。ラボの手順には、ラボ ユーザーを支援するガイダンスとベスト プラクティスが記載されています。例えば、Teradata Data MoverやFastLoadまたはMultiLoadなどのロード ユーティリティを使って、データをオブジェクトにロードする方法を説明します。 セキュリティ上およびその他の理由によりラボ グループをプライベートにして、制限されたTeradata Databaseユーザーとロールのセットのみがラボ グループ内のラボを使用できるようにします。ラボ グループの作成後、DBAはラボ グループ内でデータ ラボをプロビジョニングすることができ、ユーザーと領域のリクエストを承認するラボ グループの所有者を割り当てることができます。これらのリクエストの一部は、自動的に承認されるように設定できます。ラボの追加リクエストが承認された後、そのラボはすぐに使用できます。
DBAは、外部ソースからデータをロードしたり、実働オブジェクトからデータを集約したりすることができます。データが実働で使用可能になると、ユーザーは所有者にEメールを送信するか、リクエストを送信することができます。リクエストにより、ラボの所有者にメッセージが送信されます。ラボの所有者またはDBAは、企業のポリシーに従ってオブジェクトを実働環境に移動できます。