ラボ グループは、ラボ領域を割り当てるためにラボ グループの所有者が使用します。Teradata Viewpoint内のラボ グループは、Teradata Databaseのデータベースで、データ ラボはそのデータベースの子です。
Teradata Viewpoint管理者は、ロールにポートレット権限を割り当てることで、そのロールがラボグループを作成、編集、削除できるようにします。ラボグループが作成されると、ラボグループに割り当てられる使用可能な領域が定義され、デフォルトのラボサイズ、デフォルトのラボの有効期限、期限切れのラボが自動的に削除される時期、新しいラボがラボグループに追加されたときのラボ接頭辞も定義されます。ラボ名の前にラボ接頭辞を付けることで、ワークロードの管理に役立ちますが、これはオプションです。新しいラボの場合、ユーザーは任意のラボサイズまたは有効期限のリクエストが可能です。
次の設定は、ラボグループの作成時にもラボグループの作成後にも適用できます。
- セキュリティ上およびその他の理由によりラボ グループへのアクセスを制御して、制限された一連のTeradata Databaseユーザーとロールのみがラボ グループ内のラボを使用できるようにします。
- リクエストを承認するユーザーを制御します。例えば、ラボ グループの所有者は休暇中、ラボの所有者にリクエストの承認の制御を一時的に委任することができます。
- ラボ ユーザーを支援するガイダンスやベスト プラクティスを記載したラボの手順をラボ グループに提供します。例えば、Teradata Data Moverまたはロード ユーティリティ(FastLoadやMultiLoadなど)を使って、データをオブジェクトにロードする方法について説明します。これらの手順はオプションです。
- 読み取り専用アクセス権を割り当てることで、Teradata Databaseユーザーとロールがラボのオブジェクトを作成または変更できないようにします。読み取り専用ユーザーは、ユーザーの削除、ラボ サイズの増減、ラボの削除/延長/復元、オブジェクトの削除、またはラボの詳細の編集リクエストを送信することはできません。ユーザーまたは読み取り専用アクセス権を持つロールは、ラボの追加、ユーザーの追加リクエストを送信したり、その他のリクエストを送信したりすることができます。