目的
明示的な分離ロード操作のチェックポイントを設定し、そのポイントまでにロードされているデータをコミットします。
必要な権限
ロード操作に関連付けられているベース テーブルへのINSERT、UPDATE、またはDELETE権限が必要です。
構文
構文要素
- CONCURRENT
- 読みやすくするために含めることができるキーワード。
- LDILoadGroup= value
- valueには、分離ロード操作で使用中のロード グループを指定します。
使用上の注意
CHECKPOINT ISOLATED LOADING文は、BEGIN ISOLATED LOADING文と同じセッションで発行しなければなりません。
CHECKPOINT ISOLATED LOADING文を発行すると、そのセッションによって、またはマルチセッション ロード操作における全セッションによってその時点までロードされたデータはコミット済みになり、同時読み取り操作で使用できるようになります。CHECKPOINT ISOLATED LOADING文を使用すると、ロード操作の継続中に、ロードしたばかりのデータが同時読み取り操作に利用できるようになります。
CHECKPOINT ISOLATED LOADING文は、明示的なトランザクションの最後の文でなければなりません。
例
次の文は、ロード操作のチェックポイントを設定します。
CHECKPOINT ISOLATED LOADING FOR QUERY_BAND 'LDILoadGroup=Grp1;';