メソッドによって返される値の事前定義データ型またはUDT。
メソッドは、適切なデータ型のデータを返す必要があります。メソッドがその戻り値型を作成するのが困難であれば、CAST FROM句も指定してシステムが適切なデータ型変換を実行できるようにします。CAST式の使用方法の詳細については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>を参照してください。
結果型には、名前RETURN0 [n]の下のDBC.TVFieldsにディクショナリ項目があります。nは、各値を固有にしてユーザー定義パラメータ名が重複しないようにするために、RETURN0行に付加される一連の数字です。nの値は、パラメータ名が重複しなくなるまで増分されます。
RETURN0のパラメータ名がない場合、nの添え字は使用されません。
メソッドの外部ルーチンがCまたはC++で記述されている場合、パラメータのデータ型としてTD_ANYTYPEを指定できます。
<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 - 詳細トピック、B035-1184>の「CREATE FUNCTION/REPLACE FUNCTION」のトピック「RETURNS句」を参照してください。
この句は任意指定です。
RETURNS句を指定する場合、対応するCREATE TYPEで指定されるRETURNS句と同じでなければなりません。
UDMにRETURNS句を指定しない場合、対応するCREATE TYPEに対して指定されるRETURNS句がデフォルトでこのメソッドに適用されます。