コメントを追加したいオブジェクトの名前。次のオブジェクトにコメントを追加できます。
- マクロ内のパラメータ、SQLプロシージャ、またはユーザー定義関数。
- ユーザー基本テーブルまたはビューの列。
- データベースまたはユーザーが所有する特定の関数、マクロ、ファイル、プロファイル、ロール、SQLプロシージャ、基本テーブル、トリガー、またはビューの名前。
- データベースまたはユーザー。
- UDT。
database_name.udt_name.attribute_nameを指定することにより、STRUCTURED型UDTの特定の属性にコメントを追加することができます。
attribute_nameの最大サイズは、128 Unicode文字です。
- メソッド。
メソッドを指定する場合は、その特定のメソッド名を使用する必要があります。
- GLOPセット。
オブジェクト名の前にオブジェクトの種類を示すキーワードがない場合、Teradata Databaseは名前の修飾レベルからオブジェクトを判別しようとします。不明確な場合は、完全修飾名を使用します。
x.y.zによって修飾の階層を示します。xはデータベース、ユーザーなどの最も高いレベルで、zはパラメータ、属性などの最も低いレベルです。
次のテーブルに、object_nameの階層を示します。
階層レベル | 暗黙的に設定されるオブジェクト |
---|---|
x |
|
x.y |
|
x.y.z |
|
- database_name
- 現在のデータベースまたはユーザーに含まれていない場合、object_nameを含むデータベース。
- user_name
- 現在のデータベースまたはユーザーに含まれていない場合、object_nameを含むユーザー。
- ‘comment’'
- オブジェクトの説明。
- AS
- IS
- オプションのキーワードで、この後にコメント文字列を定義する句を指定します。
例: ハッシュ インデックスに関するコメント
accountingデータベースの中のordersテーブルに対してOrdHIdxというハッシュ インデックスを定義したとします。
ハッシュ インデックスOrdHIdxについてのコメントを定義するには、次のようなリクエストを入力します。
COMMENT accounting.OrdHIdx AS 'hash index on Orders';
このリクエストのオブジェクトの種類は、ハッシュ インデックスを表わすTABLEであるため、リクエスト中のオブジェクトの種類にTABLEを指定する必要があります。