例: FOR CURRENTオプションによるUSINGオプションの無効化 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - 例: FOR CURRENTオプションによるUSINGオプションの無効化、COLLECT STATISTICS (最適化ルーチン形式)構文の文。

Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語 構文規則および例

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1144
Product Category
Software
Teradata Vantage

FOR CURRENTオプションは、現行のリクエストについては既存のUSINGオプションを無効化しながら、それらのオプションを今後のリクエストに引き続き使用する場合に利用できます。

例えば、ある表で大量の更新または削除が行なわれているため、現時点で有効なTHRESHOLDオプションを無視して、現在のリクエストでの統計の再収集を強制したい場合は、NO THRESHOLD FOR CURRENTオプションを指定すると、統計の再収集を強制できます。その後の再収集には、以前のTHRESHOLDオプションがそのまま適用されます。

次に示す各例は、この機能についての説明です。

最初のリクエストでは、orders.o_orderkeyについての現在の統計の再収集に、ユーザー指定のサンプル割合SAMPLE 75 PERCENTを使用します。Teradata Databaseは、既存のUSINGオプションを保持して、そのオプションを今後の再収集に使用します。

     COLLECT STATISTICS
     USING SAMPLE 75 PERCENT FOR CURRENT
     COLUMN o_orderkey
     ON orders;

次のリクエストでは、既存のTHRESHOLDオプションを無視して、orders.o_orderdatetimeについての統計の再収集を強制します。

既存のUSINGオプションは、その後のorders. o_orderdatetimeについての再収集で引き続き使用されます。

     COLLECT STATISTICS
     USING NO THRESHOLD FOR CURRENT
     COLUMN o_orderdatetime
     ON orders;