評価の順序のルール - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - 論理演算子、数量詞、評価の順序のルール。

Teradata Vantage™ SQL関数、演算子、式および述部

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage
条件式の評価順序には、次のルールが適用されます。
  • 式が同じ演算子を複数個含んでいる場合、その評価の順序は左から右です。
  • 式に論理演算子の組み合わせが含まれている場合、評価の順序は以下のようになります。
    NOT

    AND

    OR

  • 括弧を使用して、希望する評価の順序にすることができます。
  • 条件式内の論理式は、常に左から右へと評価されるとは限りません。

    論理式が評価される順序に条件式の正確性が左右される場合は、その条件式は避けなければなりません。

    例えば、次の2つの式を比較します。

       F2/(NULLIF(F1,0)) > 500
       F1 <> 0 AND F2/F1 > 500

    最初の式では、ゼロによる除算になることはありません。

    2番目の式では、その評価の順序によりゼロによる除算もあるため、エラーとなることがあります。