例 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - QUANTILE関数の例。

Teradata Vantage™ SQL関数、演算子、式および述部

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

QUANTILEは指定されたデータをパーティション化するために等幅ヒストグラムを使用するため、QUANTILEが等高ヒストグラムを使用してデータを等しくパーティション化することはありません。言い換えれば、指定された分位ごとに行カウントが等しくなるとは期待できないということです。例えば、データの中に重複するsort_expressionの値がある場合、空の分位ヒストグラムの生じることが期待されます。

例えば、次の単純なSELECT文を考えてみましょう。

   SELECT itemNo, quantity, QUANTILE(10,quantity) FROM inventory;

報告は、例えば以下のようなものになります。

itemNo quantity Quantile(10, quantity)
13 1 0
9 1 0
7 1 0
2 1 0
5 1 0
3 1 0
1 1 0
6 1 0
4 1 0
10 1 0
8 1 0
11 1 0
12 9 9

分位のソートはquantityに基づいて行なわれ、inventoryテーブルには2つしかquantityのスコアがないため、10分位の1から8までの報告にはスコアがありません。