例 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine - HASHROW関数の例。

Teradata Vantage™ SQL関数、演算子、式および述部

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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B035-1145
Product Category
Software
Teradata Vantage

次の例は、数値フィールドのdecimal書式の変更によってシノニムをなくす効果を評価します。

column_1とcolumn_2がDECIMAL(2,2)として宣言されていることを前提としています。

次の2つの問合わせを実行依頼することによって、ハッシュの衝突時に列をDECIMAL(8,6)およびDECIMAL(8,4)に書式設定し直すことの効果を判別することができます。

   SELECT COUNT (DISTINCT column_1(DECIMAL(8,6)) ||
   column_2(DECIMAL(8,4))
   FROM T;
   
   SELECT COUNT (DISTINCT HASHROW (column_1(DECIMAL(8,6)), 
   column_2 (DECIMAL(8,4)))
   FROM T;

2番目の問合わせの結果が最初の問合わせの結果よりはるかに小さい場合、かなりの数のハッシュ衝突があります。つまり、2番目の結果が最初の値に近ければ近いほど、削減されるハッシュ シノニムは多くなることを示します。