目的
Put Rowは、データ行を格納するサービス関数です。
構造
#include <pxoper.h> PXSTC_Code PX_PutRow(PX_TableSchemaHandle tableSchemaHandle, PX_Count columnCount, PX_Indicator * nullIndicator, PX_ByteOffset * offsets, PX_Length * lengths, PX_Addr rowAddr, PX_Length rowLength);
次のような場合に当てはまります。
パラメータ | 機能 | 指定 |
---|---|---|
columnCount | 入力 | データ行に関連する列の数 |
lengths | 出力 | 対応する列値の長さを表わす整数配列へのポインタ |
nullIndicator | 出力 | 対応する列値がNULLかどうかを示す標識バイトの配列へのポインタ |
offsets | 出力 | 対応する列位置をデータ行の先頭からのバイト数で示した整数配列へのポインタ |
rowAddr | 入力 | 格納されるデータ行のアドレスへのポインタ |
rowLength | 入力 | データ行の長さへのポインタ |
tableSchemaHandle | 入力 | データ行の格納先となるテーブル スキーマ ハンドル |
戻りコード
以下のPut Row関数のステータス コードは、Teradata PTオペレータ インターフェースによって定義されます。
ステータス コード | 意味 |
---|---|
PXSTC_InvalidArgument | 1つ以上の正しくない入力引数 |
PXSTC_BadHandle | 未定義のテーブル スキーマ ハンドル |
PXSTC_LengthError | 格納されるデータの長さが、内部バッファの長さと一致しない |
PXSTC_Success | データ行の格納の成功 |
使用上の注意
Put Row関数を定義する場合の注意事項は、以下を考慮してください。
対象 | 使用上の注意 |
---|---|
標識モードのデータ | データ行が標識モードの場合には、columnCountパラメータはゼロで、以下のパラメータもすべてNULLでなければなりません。
|
ステータス | 関数のステータスがPXSTC_Successの場合、データ行はdataSchemaHandleパラメータに関連するテーブル スキーマによって記述される内部バッファに格納されます。 |
関連項目 |