オンライン アーカイブは、テーブルの更新、挿入、削除操作と同時に行のアーカイブを行なうプロセスです。 テーブルまたはデータベースでオンライン アーカイブが開始されると、Teradata ARCは、指定されたテーブルのログまたは指定されたデータベースのテーブルごとに別々のログを作成します。 テーブルの変更がすべて入っているログは、アーカイブ プロセスの一部として保存されます。 ログに記録された変更は、復元操作など、アーカイブ中に行なわれるテーブルへの任意の変更に適用できます。
例1: LOGGING ONLINE ARCHIVE ON
この例は、Table1のオンライン アーカイブ ロギングを開始します。
LOGGING ONLINE ARCHIVE ON FOR (DatabaseA.Table1);
例2: LOGGING ONLINE ARCHIVE ON
この例は、Table1、Table2、Table3のオンライン アーカイブ ロギングを開始します。
LOGGING ONLINE ARCHIVE ON FOR (DatabaseA.Table1), (DatabaseA.Table2), (DatabaseA.Table3);
指定したオブジェクトのアーカイブ ジョブを実行依頼する前に、LOGGING ONLINE ARCHIVE ONを使用して、これらのオブジェクトのオンライン アーカイブ ロギングを開始します。 ターゲット テーブルのロギングを開始した後、そのテーブルの変更行は、データベース領域がなくなるまで、またはLOGGING ONLINE ARCHIVE OFFを使用してオンライン アーカイブ ロギングを終了するまでログに記録されます。
オンライン アーカイブ中にデータベース オブジェクトを作成することができます。 オンライン アーカイブ中に作成された新しいデータベース オブジェクトは、全体のデータベース アーカイブである場合、アーカイブに含めることができます。 新しいデータベース オブジェクトがテーブルである場合、そのテーブルはオンライン アーカイブの利益を受けずにアーカイブされます。つまり、アーカイブの開始時にテーブルに読み取りロックがかけられ、アーカイブが完了するまでロックが残るので、アーカイブ中はそのテーブルへの書き込みトランザクションがブロックされます。
同時にオンライン アーカイブ ロギングをアクティブにできるテーブルの数は、1,000,000です。
NOSYNCキーワードの、オンライン アーカイブに関連する詳細については、オンライン アーカイブを参照してください。
ロード操作に関係するテーブルについては、オンライン アーカイブを参照してください。
アーカイブの完了後またはTeradata ARCの正常/異常終了のためにいずれかのテーブルでオンライン ロギングがまだ有効になっている場合は、警告メッセージが表示され、1つまたは複数のテーブルでオンライン ロギングがまだ有効になっていることが示されます。詳細については、オンライン アーカイブのセクションを参照してください。