以下はARCDFLTの使用例です。
SET ARCDFLT=C:\TESTARC\CONFIG.ARC
これは、次の例と同等です。
ARCMAIN DEFAULT=C:\TESTARC\CONFIG.ARC
ほとんどの実行時パラメータは、ARCDFLTが指すファイルにデフォルトとして設定できます。 このため、コマンド行で長い引数を入力する必要はありません。 ARCDFLTが指しているファイルの内容は、ARCMAINによって実行時パラメータが作成されるときにロードされます。その際は、次のルールが適用されます。
- DEFAULTパラメータ ファイルのパスにスペースや特殊文字が含まれている場合は、単一引用符(')か二重引用符(")でパスを囲んでください。
- を使用すると、ARCDFLTを永続的に設定できます。 ただし、 パラメータが別の場所で複数回指定されている場合、上書きの優先順位は以下のようになります。
- ARCENVXで設定されたパラメータ
- コマンド行で実際に指定された実行時パラメータ
- ARCENVで設定されたパラメータ
- ARCDFLTが指しているデフォルト ファイルで設定されたパラメータ