並行トランザクション: アーカイブと更新 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

グループ読み取りHUTロックを指定したアーカイブでは、アーカイブと並行して実行された更新トランザクションの結果が反映されない場合もあります。以下を考慮してください。

  1. アーカイブ操作で、行1を読み取ってクライアントに送る。
  2. トランザクションAで、行3を更新する。
  3. アーカイブ操作で、行2を読み取ってクライアントに送る。
  4. トランザクションAで、行1を更新する。
  5. トランザクションAが、行1および3のHUTロックを解除して終了する。
  6. アーカイブ操作で、行3を読み取ってクライアントに送る。

上で説明したアーカイブには、以下が含まれます。

  • トランザクションAによる更新後の行3のコピー
  • トランザクションによる更新前の行1のコピー

このため、グループ読み取りHUTロックを使用してアーカイブするテーブルについては、変更後イメージの永久ジャーナルを定義しなければなりません。 アーカイブ完了後に、対応するジャーナルもアーカイブする必要があります。 ジャーナル アーカイブの変更後イメージにより、保存コピーと並行して発生するトランザクションの一貫性が保証されます。