可能であれば、Teradata ARCは、各AMPにローカルなセッションを使用してAMPデータをアーカイブしようとします。 そのような処理により、バックアップの完了までにノード間での転送が必要となるデータの量が最小限に抑えられます。
全AMPレベルでのバックアップを実行するときには、できるだけ多くのノードにセッションをログオンしておくのが最善です。そうすれば、最低でも1つのセッションが各AMPでローカルのものとなり、データのアーカイブ処理にローカル セッションが使用される機会が増大します。
マルチストリーム バックアップを実行するときには、システム内のノードの一部にのみ各ストリームを接続しておくのが最善です。 Teradata ARCは、自動的にストリーム間でAMPを分散し、各ストリームがそのセッションにローカルなAMPを受け取れるようにします。 これにより、ソリューションのスケーラビリティが向上し、さらには、各AMPのアーカイブ処理にローカル セッションが使用される機会が増大します。
この機能を有効にするためには、MONITORセッションにログオンしてAMPの場所情報を確認するための権限をTeradata ARCユーザーが保有していなければなりません。 この権限を付与するためには、次のSQLを使用できます。
GRANT MONITOR TO <arcuser>;
ここで、<arcuser>は、バックアップを実行するためにARCが使用するユーザー アカウントです。
ローカルAMP機能は、メインフレーム システムではサポートされていません。