以下はARCENVとARCENVXの使用例です。
SET ARCENV=WDIR=C:\TEMP\ARC\ SET ARCENVX=SESSIONS=20
ARCENVまたはARCDFLT(またはその組み合わせ)では、ほとんどの実行時パラメータをデフォルトとして設定できます。 ARCMAINは、実行時パラメータを作成する際に、ARCENVの内容またはARCDFLTが指すデフォルト ファイルの内容を内部的にロードします。その際は、次のルールが適用されます。
- パラメータが別の場所で複数回指定されている場合、上書きの優先順位は以下のようになります。
- ARCENVXで設定されたパラメータ
- コマンド行で実際に指定された実行時パラメータ
- ARCENVで設定されたパラメータ
- ARCDFLTが指しているデフォルト ファイルで設定されたパラメータ
- PARM/DEFAULTは最初に指定しなければなりませんが、それ以外の実行時パラメータは任意の順序で指定できます。
- ARCMAIN実行時パラメータの構文要素を区別するためには、カンマまたは空白スペースを区切り記号として使用することができます。 実行時パラメータで指定する値にカンマまたは空白スペースを含める場合は、その値を単一または二重の引用符で囲む必要があります。
WORKDIR='\my workdir' IOPARM='device=tape1 tapeid=100001 volset=weeklybackup'