ALL FROM ARCHIVEキーワードは、通常はDATA、DICTIONARY、JOURNAL、NO FALLBACK TABLESキーワードの後で指定されるデータベースやテーブルの名前に取って代わります。
ALL FROM ARCHIVEを使用しているときに、他のデータベースやテーブルの名前をコピー対象として指定しないでください。 このオプションを使用する場合には、所定のアーカイブ ファイルの全データベースとテーブルがコピーされ、また既存のデータベースやテーブルが上書きされるため、注意が必要です。
ALL FROM ARCHIVEを使用している場合、CATALOGとFastpathはサポートされません。 ALL FROM ARCHIVEを指定したときにCATALOG(またはFastpath)を有効化しても、無効になります。また、警告メッセージが表示されます。
ALL FROM ARCHIVEは、データベースDBCのコピーに使用できません。また、データベースDBCがコピー対象のアーカイブに存在する場合、ユーザーはデータベースDBCを除外する必要があります。
COPYではEXCLUDEオプションがサポートされます。このオプションの構文と機能は、EXCLUDEのRESTOREバージョンと同一です。 RESTOREと異なり、COPYはALL FROM ARCHIVEの使用時にEXCLUDEオプションのみをサポートします。
FROM、WITH JOURNAL TABLE、APPLY TO、EXCLUDE TABLESオブジェクトのオプションは、ALL FROM ARCHIVEと一緒に使用できません。
ALL FROM ARCHIVEコマンドは、結合インデックスまたはハッシュ インデックスが定義されたテーブルやそのようなテーブルが含まれているデータベースのコピーに使用できません。復元処理における結合インデックスとハッシュ インデックスを参照してください。