ARCHIVE文でテーブル レベルの除外オブジェクト オプションを使用すると、以下のエラー メッセージが生成されることがあります。
ARC0106: "User excluded table(s) (%s) does/do not belong to database %s (ユーザーが除外したテーブル(%s)は、データベース%sに属していません)"
EXCLUDE TABLESオブジェクト オプションで指定された1つまたは複数のテーブルが、データベース オブジェクトに属していません。
これは警告です。 処置は必要ありません。アーカイブは引き続き行なわれます。
ARC0107: "%s is a %s. Not excluded. (%sは%sです。除外されていません。)"
ビュー、マクロ、ストアド プロシージャ、およびトリガーは、EXCLUDE TABLEリストには指定できません。 テーブルのみがEXCLUDE TABLEリストで許可されています。 このエントリは無視されて、操作が続行されます。
この項目をEXCLUDE TABLEリストから取り除いてください。
ARC0108: "Invalid table name in EXCLUDE TABLE list:%s.%s (EXCLUDE TABLEリスト内の無効なテーブル名: %s.%s)"
このエラーは、EXCLUDE TABLEリストで指定されたテーブルがデータベース内に存在しないときに発生します。 テーブル名を修正してジョブを再実行してください。
ARC0109: "One or more tables in EXCLUDE TABLE list for (%s) ALL is/are not valid (EXCLUDE TABLEリスト内の(%s)の1つ以上の表が無効です)"
このエラーは、EXCLUDE TABLEリスト内にある1つ以上のテーブルの検証に失敗したときに発生します。 このエラーの前に、無効なテーブル名が表示されます。 データベース/テーブル名を修正してジョブを再実行してください。
ARC0110: "%s is not parent database of %s in EXCLUDE TABLE list (%sは、EXCLUDE TABLEリスト内の%sの親データベースではありません)"
このエラーは、EXCLUDE TABLEリストで指定されたテーブルが、指定された親のいずれの子データベースにも属していないときに発生します。 データベース/テーブル名を修正してジョブを再実行してください。
ARC0710: "Duplicate object name has been specified or the table level object belongs to one of database level objects in the list: %s (重複しているオブジェクト名が指定されたか、テーブル レベル オブジェクトがリスト内のデータベース レベル オブジェクトの1つに属しています: %s)"
ARC0710の重大度は、WARNING(4)からFATAL(12)に変更されています。
すでに、テーブルがデータベースの除外対象に指定されている場合、同じ文の中でそのテーブルに対する指定はしないでください。ただし、PARTITIONS WHEREオプションを使用してPPIテーブルの選択パーティションをアーカイブする場合は除きます(この場合は、テーブルの除外が許されます)。例えば、次のように指定できます。
ARCHIVE DATA TABLES (db) (EXCLUDE TABLES (a)), (db.a), RELEASE LOCK, FILE=ARCHIVE; /* ARC0710 */
この致命的なエラーは、次のいずれかによって発生します。
- 指定されたオブジェクトが、リスト内の先行するオブジェクトと重複している。
- 指定されたテーブル レベルのオブジェクトが、リスト内のデータベース レベルのオブジェクトに属している。
- ALLオプションが指定されているにもかかわらず、その子データベースがリスト内で再度指定されている。
- オブジェクト名の長さが30文字を超えている。
重複している名前、またはテーブル レベルのオブジェクトを取り除いてください。または、オブジェクト名の長さを編集してください。スクリプトを再度実行します。
ARC1242 “Empty Table restored/copied: %s (空のテーブルが復元/コピーされました: %s)"
ユーザーによって復元処理から除外されたテーブルに対して、この警告が表示されます。 通常は、除外指定されたテーブルのアーカイブ中に表示されます。 データ行は復元またはコピーされません。 ディクショナリの定義およびテーブルのヘッダー行のみが復元またはコピーされます。
この警告は、データベースを完全に復元するためにはテーブル レベルの復元/コピーを次に行なう必要があることを示しています。
このテーブルは現在、復元状態です。 以下のいずれかの操作を行ないます。
- テーブルのテーブル レベルの復元/コピーを実行して、データベースの部分復元を完了する。
- 明示的な作成(BUILD)を実行して、テーブルにアクセスする。 これにより、空のテーブルになる。