Teradata Databaseの構成によって、AMPがオフライン時のアーカイブ方法が決まります。 フォールバック保護または二重変更後イメージ ジャーナルがある場合、Teradata ARCは1台のAMPが(クラスタごとに)オフラインであっても、完全なコピーを作成します。 クラスタ レベルのアーカイブでは、指定されたクラスタ内のAMPのみが対象になります。
Teradata Databaseディクショナリ行は、すべてフォールバック付きで定義されています。 そのため、Teradata ARCはオフライン状態のAMPがある場合でも、必要なディクショナリ エントリを完全にアーカイブできます。 これは、データベースDBCをアーカイブする場合も同様です。
次のような状況を考えてみます。
- オフライン状態のAMPがある。
- 全AMPレベルのアーカイブ、または以下のいずれかを含むクラスタ レベルのアーカイブが要求された。
- 非フォールバック テーブル
- 単一イメージのジャーナル テーブルのアーカイブ
このような状況では、AMPがオンラインに復帰した後、オフライン状態にあったプロセッサのAMPレベルのアーカイブを行なう必要があります。
単一更新後イメージ(リモートまたはローカル)は単一AMPに維持されるため、オフライン状態のAMPのための更新後イメージはそのアーカイブに含まれません。 このようなアーカイブを使用してロールフォワード操作を実行した場合には、オンラインのAMPの一部からのデータがロールフォワードされないことになります。