ARCHIVE/RESTORE/COPY文にSKIP STAT COLLECTIONオプションが追加されました。 SKIP STAT COLLECTIONオプションの目的は、それぞれの文での統計収集の処理をスキップすることです。 ARCHIVEの場合は、Stat Collectionを再作成するためにDDLを読み取ってアーカイブするロジックが排除されます。 RESTORE/COPYの場合、関連オブジェクトのテーブル データを復元/コピーした後でStat Collectionを再作成するロジックが削除されます。
SKIP STATコレクションが指定されている場合、ユーザーは、Teradata Tools and Utilities 14.00の前に存在していたStatコレクションの手動処理に戻る必要があります。ユーザーは、ソース システムのStat Collection DDLのコピーを手動で作成する必要があります。 テーブル データをターゲット システムに復元/コピーしたら、ソース システムから保存したStat Collection DDLを再実行して、Stat Collectionを手動で再作成する必要があります。
SKIP STAT COLLECTIONオプションを指定すると、以下のようになります。
- ARCHIVEで指定した場合、アーカイブ ファイルにはStat Collection情報が含まれません。
- RESTOREで指定した場合、Stat Collection情報は復元されません。
- COPYで指定した場合、Stat Collection情報はコピーされません。
SKIP STAT COLLECTIONオプションを設定しているARCHIVE、RESTORE、COPYの各スクリプトの例を以下に示します。 ARCMAINを使用して、Stat Collection情報を自動的にARCHIVE/RESTORE/COPYするときには(デフォルトの動作)、不要な箇所または望ましくない箇所からSKIP STAT COLLECTIONを指定する行を削除します。