クラスタ アーカイブには、ディクショナリ情報(データベース内のテーブルを定義したディクショナリ テーブルのデータ)は含まれません。ディクショナリ アーカイブは、次の時点で作成します。
- 最初のクラスタ レベルのアーカイブを実行する前
- クラスタ アーカイブ内のテーブルの構造を変更するたび
つまり、クラスタ レベルのアーカイブでは、ディクショナリのアーカイブを別個に作成し維持する必要があるということです。 ジャーナル テーブルやデータベースDBCをクラスタ レベルでアーカイブすることはできません。
クラスタ アーカイブにはテーブル データしか含まれないため、クラスタ アーカイブに含まれているデータベースやテーブルに対してディクショナリ アーカイブを実行してください。
- クラスタ アーカイブの直前に、Teradata Archive/Recovery Utilityロックを解除せずにディクショナリ アーカイブを作成します。
- 次に、ロックを解除せずに、すべてのAMPをカバーする一連のクラスタ レベルのアーカイブ リクエストを続けて実行します。
正常に復元するためには、クラスタ アーカイブのテーブル データがディクショナリ アーカイブのディクショナリ定義と一致していなければなりません。 一致しない場合には、復元操作は失敗します。