FROMキーワードに指定したオブジェクトによって、アーカイブのオブジェクトが識別されます。 このオプションは、ディクショナリのアーカイブおよび全AMPレベルの全コピーのコピーにのみ適用されます。
ジャーナル処理がされていたテーブルの場合には、NO JOURNALキーワードを指定しない限り、コピー先のテーブルでもジャーナル処理が引き継がれます。
データベースのコピーの場合には、NO JOURNALキーワードは、データベース内のすべてのテーブルに適用されます。 このオプションによって、ターゲット データベースのジャーナル処理に影響が及ぶことはありません。
FROMオプションに指定したオブジェクトがテーブルの場合、Teradata ARCは指定したテーブルのみをコピーします。
FROMオプションに指定したオブジェクトがデータベースの場合には、次のいずれかの処置がとられます。
- 受け入れ側のオブジェクトがテーブルの場合、Teradata ARCはアーカイブされているデータベースから、指定されたテーブルを探索してそのテーブルをコピーします。
- 受け入れ側のオブジェクトがデータベースの場合、Teradata ARCはデータベース全体を受け入れ側のデータベースにコピーします。
データベースDBCへのコピーは無効ですが、データベースDBCをFROMオプションのオブジェクトとして指定することはできます。 つまり、データベースDBCを別のデータベースにコピーすることは可能です。
同様に、データベースSYSUDTLIBへのコピーはできません。 データベースSYSUDTLIBは、FROMオプションのオブジェクトとして指定することは可能です。 つまり、データベースSYSUDTLIBを別のデータベースにコピーできます。
同じCOPY文にFROMオプションとEXCLUDE TABLESオプションを指定する場合には、FROM句を先に指定します。 このようにすると、Teradata ARCはデータベース名がEXCLUDE TABLES句に指定されていない場合でも、除外されたテーブルに対してデフォルトのコピー元データベース名がFROM句からソース データベースを生成することができます。