使用上の注意 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

RESTARTLOG実行時オプションは、Windowsプラットフォーム上でのみ使用できます。 (z/OSプラットフォーム上の再起動ログ名は、RESTARTLOGで変更できません。)

RESTARTLOGは、次のように使用します。

  • RESTARTLOGで指定したファイル名には、Teradata ARCにより拡張子RLGが追加されます。 したがって、この拡張子を再起動ログ名には指定しないでください。
  • フルパスが指定されていない限り、再起動ログは、現行ディレクトリまたは作業ディレクトリ(定義されている場合)の下に作成されます。
  • RESTARTLOGを指定しない場合、IBMプラットフォーム上での再起動ログのデフォルト名はデータベースDBCLOGです。 他のプラットフォームでは、デフォルトの再起動ログ名は「ARCLOGyymmdd_hhmmss_<n>.RLG」のようになります。ここで、yymmdd_hhmmssは日付と時刻、<n>はプロセスIDです。
  • Teradata ARCは、正常終了後に再起動ログ ファイルを自動削除しないので、これらのファイルを定期的に消去する必要があります。
  • 区切り記号は、指定する再起動ログの名前によって異なります。
  • IBM以外のプラットフォームでは、複数のジョブ間で再起動ログの名前が意図せず共有されないようにするために、すべての再起動ログの名前を固有のものにする必要があります。 再起動ログには、実行されているARCジョブに関する状況情報が格納されます。複数のジョブで同じ再起動ログ名が指定されると、それらのジョブが同時に実行された場合に同じ再起動ログが共通利用される可能性があります。 再起動ログの共通利用は、予測できない結果につながる可能性があります。複数のジョブが同じファイルを同時に更新することになるためです。 このことは、特にクラスタ ジョブとマルチストリーム ジョブの場合に重要ですが、同時に実行されるARCジョブのいかなる組み合わせにも適用されます。
    RESTARTLOG実行時パラメータは、メインフレーム システム(z/OS)にのみ適用されます。 ネットワーク接続システム上でのTeradata ARCの再起動はサポートされなくなりました。