実行時にFILEDEFで指定された内部名が外部名にマップされます。 しかし、すべての内部名がFILEDEFパラメータで定義されている必要はありません。 FILEDEFパラメータが指定されていない場合は、内部名そのものが外部名として使用されます。
複数のFILEDEFを指定することもできます(FILEDEFごとに1つのファイル名)。 FILEDEFが別のFILEDEFを上書きすることはありません。 そのため、次のように一連のFILEDEFを指定することができます。
FILEDEF=(archive,ARCHIVE_%UEN%.DAT) FILEDEF=(ARCHIVE1,C:\TESTARC\ARCHIVE1) FILEDEF=(ARCHDICT,DICTIONARY_%UEN%)
%UEN%が外部名の一部になっている場合、Teradata ARCステートメントの実行時に、実際のUEN(Utility Event Number: ユーティリティ イベント番号)に拡張されるか、RESTORE/COPY文のUENランタイム パラメータで指定された値に置き換えられます。
例えば、環境変数またはデフォルト構成ファイルでFILEDEFを次のように定義した場合、
FILEDEF=(archive,ARCHIVE_%UEN%.DAT)
次のTeradata ARCスクリプトでは、
ARCHIVE DATA TABLES (DB), RELEASE LOCK, FILE=ARCHIVE
ARCHIVEは内部名です。ARCHIVE_%UEN%.DATは外部名です。また、UENが1234だとすると、最終的な外部名はARCHIVE_1234.DATのようになります。