更新後イメージ ジャーナルを備えたテーブルには、グループ読み取りHUTロックを指定することができます。 データベース レベルのオブジェクトをオンラインでバックアップするためにGROUP READ LOCKオプションを使用する場合、データベースの各テーブルに更新後ジャーナル操作を定義します。 この制約は、除外されたテーブルにも適用されます。テーブルがデータベース レベルのGROUP READ LOCKアーカイブの一部として除外されている場合、ARCがGROUP READ LOCKオプションを受け入れられるように、更新後ジャーナル操作テーブルをテーブルに定義する必要があります。
グループ読み取りHUTロックを指定すると、以下の処理が行なわれます。
- AMPが、対象となるテーブル全体にアクセスHUTロックを設定し、アーカイブ中にテーブルの定義が変更(DDL変更)されないようにする。
- AMPが、テーブルにブロック単位(約64,000バイト)で順に読み取りHUTロックを設定する。 このHUTロックは、IFPまたはPEを介してデータがクライアントに送られている間、設定されます。
ブロックの転送が終了すると、そのブロックに対する読み取りHUTロックは解除され、次のブロック(次の64,000バイト)がHUTロックされます。 このプロセスは、テーブル全体のアーカイブが終了するまで繰り返されます。