構成ファイルまたは環境変数の使用 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

頻繁に使用するコマンド行オプションは、環境変数または構成ファイルに保存できます。 例えば、T:\DEFAULTS\CONFIG.ARCには、以下の実行時パラメータ(これらの実行時パラメータはこのファイルで定義される)が含まれています。

CATALOG
FILEDEF=(ARCHIVE,ARCHIVE_%UEN%)
SESSIONS=8

また、以下の環境変数の1つまたは両方も含まれています。

  • ARCDFLT
  • ARCENVまたはARCENVX(これらは同じ環境変数ですが、ARCENVXが優先されます)

これらのパラメータは、コマンド プロンプトで一時的に設定されます。

SET ARCDFLT=T:\DEFAULT\CONFIG.ARC
SET ARCENV=WDIR=C:\TEMP\ARC\

またはスタート > 設定 > コントロール パネル > システム > 環境を使用して恒久的に設定してから、ARCMAINを呼び出すことができます。

ARCMAIN RLOG=JOB980813 <INPUT.ARC

上記のコマンドでは、実行時パラメータRLOG=JOB980813はジョブに固有のパラメータなので、構成ファイルまたは環境変数のいずれにおいても定義されていません。 ARCMAINの呼び出しは、以下のコマンド行でのTeradata ARCの起動と同じです。

ARCMAIN CATALOG
   FILEDEF=(ARCHIVE,ARCHIVE_%UEN%) SESSIONS=8    WDIR=C:\TEMP\ARC    RLOG=JOB980813
<INPUT.ARC

ARCMAINは、呼び出されると、任意の設定環境変数のコンテキストを自動的に使用します。 上記の例では、ARCENVがWDIR=C:\TEMP\ARC\に設定されていると想定しています。