Teradata ARCでは、非フォールバック データ テーブルの単一更新後イメージのジャーナル行の書き込み先を、変更されたデータ行と同じAMPにする(ローカル単一更新後イメージ ジャーナルと呼ぶ機能)か、または同じクラスタ内の別のAMPにする(リモート単一更新後イメージ ジャーナル)かを指定できます。
ローカル単一更新後イメージ ジャーナルは、非フォールバック テーブルを使用する場合にのみ使用してください。 以下のSQL文のJOURNALオプションで指定します。
- CREATE DATABASE
- CREATE USER
- MODIFY DATABASE
- MODIFY USER
- CREATE TABLE
- ALTER TABLE
ジャーナルの種類を記述しているシステムのディクショナリ テーブル/ビュー列を修正することによって、ローカル単一更新後イメージのジャーナル処理を記述することができます。
ローカル単一更新後イメージ ジャーナルおよび単一更新前イメージ ジャーナルのTeradata ARC規則は、同じです。例外として、ローカル単一更新後イメージ ジャーナルは、ROLLFORWARDを使用する場合にのみ使用できます。単一更新前イメージ ジャーナルは、ROLLBACKを使用する場合にのみ使用できます。
ローカル単一更新後イメージのジャーナル処理によって、AMPのパスの長さは短くなります。ファイル システム障害を隔離してサポートしない場合、ある種のソフトウェアのエラーに対するデータ テーブルの回復処理能力は、ローカル単一更新後イメージのジャーナル処理の方が、リモート単一更新後イメージのジャーナル処理よりも低くなります。