クエリー バンドは、問合わせの発行元を識別するためにセッションに関して指定できる名前と値の一連の組み合わせです。 これらの識別子は、ユーザーID、アカウント文字列、クライアントID、アプリケーション名などの現在の一連のセッション識別フィールドに追加されるものです。 クエリー バンドは、例えば、SQL生成ツールやWebアプリケーションが、プーリング メカニズムを使用して、プールの各接続が同じユーザー アカウントを使用してデータベースにログインするためユーザーIDが隠蔽される場合などに、ユーザーとアプリケーションを識別する方法を提供します。 クエリー バンドがない場合には、複数階層のアプリケーションから送られたリクエストの発行元を識別することはできません。 また、クエリー バンドは、リクエストを発行したユーザー、アプリケーション、またはレポートを特定しなければならない場合のトラブルシューティングにも使用できます。
Teradata ARCが実行依頼するすべてのSET QUERY_BAND文は、セッション クエリー バンドです。 セッションのクエリー バンドは、セッション テーブルに格納され、システムのリセット後に回復されます Teradata ARCはトランザクション クエリー バンドを使用しません。