選択パーティションは、PARTITIONS WHEREオプションで、処理する行のリストを限定して直接バックアップ/復元できます。 PARTITIONS WHEREオプションは、テーブル パーティションの全体に対して動作します。 RESTORE(またはCOPY)操作は、PARTITIONS WHEREオプションで指定したパーティションを既存のターゲット テーブルから消去してから、バックアップ テープに保存された行を復元します。 選択したパーティションに対するバックアップ操作は、テーブル全体のバックアップの場合と同じ全AMP BARスタイルになります。
選択したパーティションの復元は、テーブルで行なわれる保守作業の影響を受けます。 例えば、ユーザーは、列の追加または削除、セカンダリ インデックスの追加または削除、パーティション式の変更を実行することがあります。
選択したパーティションが上記の変更作業の前にアーカイブされている場合、そのパーティションをテーブルに復元できない場合があります。 ターゲット テーブルの特性の一部がテープに格納されたソースと異なる場合でも、選択したパーティション データをテーブルに復元することができます。 ただし、変更作業によっては選択パーティションをテーブルに復元できない場合があり、選択したパーティション データが復元できなくなります。 復元可能な特性と不可能な特性の一覧については、許可されたPPIテーブル上の変更と選択パーティションをアーカイブする際の制約事項を参照してください。
パーティション化されたデータをTeradata ARCでバックアップする処理の概要、およびパーティション化されたデータの復元用キーワードについては、選択したPPIテーブルのパーティションをアーカイブするを参照してください。