データベースDBCの復元に向けてシステムを準備する場合には、DELETEコマンドを使用して、システム内にあるオブジェクトを永久ジャーナル テーブルを除きすべて削除します。 (永久ジャーナル テーブルの削除には、MODIFY USERまたはMODIFY DATABASE文を使用します。)
delete database (DBC) ALL, exclude (DBC);
DELETE DATABASE文で(DBC) ALLオプションとEXCLUDE DBCオプションを併用すると、SYSUDTLIBとDBCとのリンクが解除されます。 これにより、SYSUDTLIBの削除が可能になり、DBCを復元できるようになります。 ただし、SYSUDTLIBは他のすべてのデータベースが削除された後で最後に削除されます。 SYSUDTLIBに格納されたUDTに基づく定義がオブジェクトに含まれている場合、そのオブジェクトは、UDT自体が削除される前に削除されます。
DELETE DATABASE文でEXCLUDEオプションを使用してDBCを除外する場合、(DBC) ALLオプションを使用しなければ、SYSUDTLIBとDBCとのリンクは維持されます。 DBCとSYSUDTLIBは、削除操作から除外されます。
DELETE DATABASE文のオブジェクトとしてSYSUDTLIBを指定しないでください。