特定のアーカイブ/回復操作用に文字セットを設定することがサポートされています。 ただし、文字セットを設定した後は、Teradata ARCが操作を実行している間に文字セットを変更しないでください。 文字セットを設定した場合には、その文字セットで入力したTeradata ARC文のみが受け入れられます。
次の方法のいずれかによって、文字セットを設定します。
- 始動時に、z/OSのJCLのパラメータを呼び出します。 このユーザー指定の文字セットによって、それ以外の、すでに指定されている文字セットやデフォルトとしての文字セットすべてが上書きされます。
- IBMメインフレームのためのHSHSPBパラメータ モジュール文字セットの値を指定します。 この場合の優先順位は、2番目です。
- 文字セットについて、ユーザーの指定またはHSHSPB内の指定がない場合には、デフォルトとしてシステム テーブルのデータベースDBC.Hostsの値が使用されます。
デフォルトの文字セット名としてデータベースDBC.Hostsテーブルの値を使用する場合には、チャネル接続側からの最初のログオンをEBCDICで行なう必要があります。 そうでない場合、ログオン前にデフォルトの文字セットが認識されません。
例: 文字セットの設定
z/OSの場合、次のJCLでARCMAINが起動されます。
//ARCCPY EXEC PGM=ARCMAIN,PARM=’SESSIONS=8 CHARSETNAME=KATAKANAEBCDIC’