ユーザー定義型 - Teradata Tools and Utilities

Teradata Archive/Recovery Utilityリファレンス

Product
Teradata Tools and Utilities
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
dita:mapPath
ja-JP/byt1512701979771.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/byt1512701979771.ditaval
dita:id
B035-2412
Product Category
Teradata Tools and Utilities

ユーザー定義型(UDT)により、アプリケーション内のデータの構造と動作をモデル化するカスタム データ型を作成できます。 UDTは、Teradataの事前定義(ビルトイン)データ型にはない機能を含んでいるデータ型によって、Teradata Databaseを補強します。 UDTは、Teradata Databaseサーバー上にのみ配置できます。

Teradata Databaseは、DISTINCTおよびSTRUCTUREDの2種類のUDTをサポートします。

  • DISTINCT型UDTは、INTEGERやVARCHARなどの単一の事前定義データ型をベースとします。 この種のUDTは、すでに定義されているSQLデータ型を再定義します。

    例:

    'Salary'をDecimal(9,2)として定義しますが、20,000未満または2,000,000超の値を入力できないようにする関数を指定します。

  • STRUCTURED型UDTは属性と呼ばれるフィールドの集合であり、それぞれの属性は、事前定義データ型またはその他のUDT(入れ子を許可する)として定義されます。

    例:

    'Address'がUDTとして定義されており、Street、Apartment、City、State、Zip Codeに対応するサブフィールドがある場合、'Address'オブジェクトへの入力データや'Address'オブジェクトからの出力データを変換するための変換関数を提示する必要があります。 固定フィールド長を使用するか、フィールド間にカンマなどの区切り文字を使用し、すべてのフィールドを結合した状態で、データを1つの文字列として入出力します。