どのTeradata Databaseエラー コードに対しても、デフォルトの重大度レベルから重大度を上げることが可能です。 デフォルトの重大度レベルから重大度を下げることができるTeradata Databaseエラー コードは、2843だけです。 2843以外のTeradata Databaseエラー コードに対して重大度レベルを下げて指定すると、エラー メッセージARC0124が表示され、アボートされます。 Teradata Databaseエラー コードのデフォルトの重大度レベルの指定は、常に可能です。 選定されたDBSエラー コードとそれぞれのデフォルトの重大度レベルの一覧については、Teradata Databaseのエラー メッセージを参照してください。
例えば、通常であれば警告エラーや非致命的エラーが生成されるような状況で致命的エラーをトリガーする場合などに、DBSERRORパラメータを使用します。
Teradata Databaseエラー2843が発生した場合は、DBSERRORパラメータを使用して、エラーの重大度を致命的エラーから警告に下げることができます。 このエラーは、復元操作中に利用できる領域がなくなったことを示すものであり、重大度を下げればスキップされます。 そうすると、復元操作の続行が可能になります。
Teradata Databaseのエラーに指定した重大度レベルが、上記の値のいずれかと一致しない場合は、エラー メッセージARC0125が表示され、アボートされます。
DBSERRORパラメータは、同じまたは異なるTeradata Databaseエラーに対して複数回指定できます。 同じDBSエラーを同じまたは異なる重大度レベルで複数回指定した場合は、最後に指定した重大度レベルが使用されます。