テーブルが非ハッシュ テーブルの場合、テーブルの行はハッシュ マップを使用して分散されず、代わりにAMPにローカルに保存されます。例えば、DBC.DatabaseSpaceテーブルの各行は、単一のAMPがローカルで使用する領域を追跡します。同様に、回復テーブルには自身のAMPで発生した処理/トランザクションの回復に必要な情報のみが含まれます。
AcctgとDatabaseSpaceは、SHOW TABLE、HELPなどで許可され、この2つのテーブルには、テーブルに文を実行するための権限を保有している場合に問合わせを実行できます。SHOW TABLEとHELP INDEXは、それらが実際には非ハッシュ テーブルであっても、これらの2つのテーブルに固有のプライマリ インデックスがあることを示すことに注意してください。
その他のテーブルの行には特別な書式があり、問合わせを実行できないので、SHOW TABLEなどでは使用できません(テーブルにアクセスすることができないというエラーが返されます)。
次のテーブルは、非ハッシュおよびNO FALLBACK データ ディクショナリ テーブルを列挙したものです。
非ハッシュ、非フォールバッ クテーブル | 説明 |
---|---|
Acctg | アカウントユーザーによるリソース使用量 |
ChangedRowJournal | 障害AMP回復ジャーナル |
DatabaseSpace | データベースおよびテーブル領域のアカウンティング |
LocalSessionStatusTable | AMPによる最後のリクエスト ステータス |
LocalTransactionStatusTable | 最後のトランザクション コンセンサス ステータス |
OrdSysChngTable | AMP回復ジャーナル |
RecoveryLockTable | 回復セッションのロック |
RecoveryPJTable | 永久ジャーナル回復 |
SavedTransactionStatus | AMP回復テーブル |
SysRcvStatJournal | 回復、再構成、スタートアップの情報 |
TransientJournal | コミットされていないトランザクションのバックアウト |
UtilityLockJournalTable | ホスト ユーティリティのロック レコード |